関帝廟(かんていびょう)

 

3月16日に、東急東横線・東京メトロ副都心線の相互直通運転がスタートし、今まで使用していた東急東横線の渋谷地上駅が15日で最後の日となりました。

連日テレビでも報道されていたので、渋谷駅に出かけたり中華街に遊びにきたりした方も多かったようです。

 

今回の直通運電で埼玉方面から元町・中華街が1本で乗り換え無しというフレーズをよく聴きます。
東武東上線の川越駅から元町・中華街駅までは、片道大人1030円で約1時間30分です。

埼玉県の大宮方面からでしたら、JRの京浜東北線を使えば1本で石川町駅から中華街へ徒歩で向かうことが出来ます。料金は片道大人1050円で約1時間30分。

そんなに料金や時間に差はありませんが、東部東上線沿線や西武池袋線沿線にお住まいの方の横浜方面へのアクセスはよくなりました。

 

中華街は当店の事務所からも徒歩で行ける場所にあります。

中華街といえば中華料理のレストランで食事をしたり、いろいろなお店を利用して食べ歩きしたりと食を楽しむスポットですが、そんな中華街の中に関帝廟(かんていびょう)という施設があります。

関帝廟は三国志でも有名な関羽を祀る廟(びょう)です。廟とは亡くなった人を祀る建物です。関羽は西暦200年前後に中国で活躍した武将で、武勇に優れながら学問を学び義理を重んじる人物でした。

関羽を祀った関帝廟は大阪や神戸にもありますが、横浜中華街にある関帝廟が一番有名かもしれません。日本の神社とは少し異なるのは建物だけでなく、おみくじも日本式とは異なります。大吉や中吉は日本と同じですが、中平・下下などのおみくじの結果がありますし、おみくじの引き方も違います。

おいしい食事を満喫したら、関帝廟でのおみくじを一度体験してみてはいかがでしょうか?